image_74

韓国北西部 泰安郡(テアンぐん)。地理的には中国の山東半島から最も近く直線距離で370kmとなるのですが、最近この半島から出港したと考えられる密入国が頻発していたことが明らかになりました。一方、極めてずさんな捜査をしていたことが明らかになったと報じられています。

KBSによると、今年4月から6月まで確認されているだけで3回の中国からの密入国者を載せたボートが着岸していたことについて、使用されているボートが未登録でナンバープレートが付いていないなど複数件の不審点が存在するにも関わらず密入国と判断していなかったことが明らかになったと報じています。

[단독] 밀입국 단서 또 있었다…‘무등록 보트’ 부실 수사 > 뉴스광장 > 사회 > 뉴스 | KBSNEWS

▼4月19(18日出港)と5月21日(20日出港)の密入国事件ルート
image_55

記事によると、2020年4月19日に発見された一連の密入国で最初の事件について現在5人の中国人が不法上陸したことがわかっているのですが、このボートについては中国製の40馬力級エンジンと燃料タンク、さらに中国語で書かれた封筒など中国人が関与していたことを強く伺う証拠が残されていたにも関わらず海洋警察は「物品は国内でも購入可能だ」などと密入国の可能性を強く否定していたことが明らかになりました。
結果的に犯人が逮捕され密入国であることが明らかになりました。


記事によると実はこのボートにはナンバープレートが搭載されていなかった点も不良捜査の一つだとしています。韓国では30馬力を超える動力を搭載した場合、船の操縦免許をとった後にナンバープレートを発行しないといけないといいます。サイズは29cm*9cmサイズで、自動車のナンバープレートと同じように所有者とボート情報が参照できるといいます。
当然、ボートを利用する場合はナンバープレートを搭載しなければならず、無しで運用した場合は摘発の対象となるとのこと。

このような明らかに事件を疑う状態にも関わらず、海洋警察は「養殖場で盗まれたボードだろう」などと誤った判断を立て続けに行っていました。

2020年4月19日、5月21日および6月4日に相次いで3隻のボートが泰安郡道防波堤に着岸したもののいずれもナンバープレートは搭載されていないことが明らかになっているとのことです。
このエントリーをはてなブックマークに追加