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今月19日より、北海道や首都圏の1都3県以外でも多くの地域で県を跨いだ移動制限が解除されることになりました。一方で気になるのは様々な公共交通を利用した新型コロナ感染拡大です。これに関して気にな記事を紹介していきます。

今年に入ってから日本を含め世界中で爆発的な感染拡大となった新型コロナウイルス。一方、現代生活に必要不可欠な公共交通機関を利用した場合、新型コロナウイルスに感染する可能性が高いとして在宅ワークが強力に進められ実際に初めて行われた方も多いのではないかと思います。

通学や通勤以外にも様々な場面で使用される電車やバスといった公共交通機関に人が集まることで気になるのは新型コロナウイルスの感染リスクです。これについて海外メディアでは実際のところ公共交通機関を利用したことによる感染は低い傾向があることが分かっているとする記事を掲載しています。

Fear of Transit Is Bad for Cities - The Atlantic

記事ではマサチューセッツ大学の研究で「通勤などに利用する地下鉄などの公共交通機関が新型コロナウイルス感染を拡大させている」と結論付ける論文を発表。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)もそのような趣旨で電車通勤をやめるよう促したところ7割から8割近く利用者が減ったという結果が得られているそうです。

しかし、ニューヨーク市では爆発的な感染拡大が発生。逆に世界で最も混雑しているという鉄道網が張り巡らされた日本では感染がほとんど広まらず、米国の感染率の1%にも満たない約17,000人です。日本が経済を再開し始めて以来も東京での感染者増加は報告されておらず、韓国ソウルでも社会活動再開後に感染が確認されたのは公共交通機関が原因ではなくナイトクラブであり社会的距離の欠如が原因だっとしています。


なぜ、ニューヨークと日本や他のアジアの都市とでは感染拡大傾向が天と地ほど差があったのかについて、記事では共通しているのはアジア圏では公共の場でマスクなどのフェイスカバーを着用するという長年の文化があったからだとし、たとえ公共交通機関を利用しても静かにスマートフォンの画面を眺めいるバスや電車は、常連客が大声で話したり歌ったりしている他の場所よりもリスクが少ないことを証明している場合があると指摘しています。

電車やバスの感染リスクはゼロではない

では今後、以前のように電車やバスを利用しても感染リスクは殆ど無いと考えて良いのでしょうか。この考えには誤りがあります。みなさんがご存知のように新型コロナウイルスが日本国内で発生した初期に何があったのか思い出す必要があります。それは長距離バス内で観光ガイドとその運転手に人人感染した初の事例です。これ以外にもバスの運転手らが感染したというのは世界各地で報告されています。



他にも中国ではバスの車内で離れた座席に座っていた人が感染したという報告もあり、残念ながらこの手の公共交通機関であっても感染が拡大するリスクがあり、まずは一人ひとりが自覚し行動する必要があります。
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