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昨年、水道水から赤錆が出るなどして長期間被害が出るなど水道水の問題が多発しました。一方で、先月末よりソウル北部の街で、水道水から謎の黒い物質を含む水が出るなど複数被害が寄せられていたことが明らかになりました。

簡単にまとめると
  • 2020年5月末よりいくつかの地域で黒い物質が水道水からでてくる
  • 特にアパートなどからの被害が多く、時を同じく複数宅で確認
  • 黒い物質は炭素化合物と判断
  • ゴムパッキンの劣化が発生源と調査会社が発表。最近、蛇口を交換した家庭からも確認されており調査に疑問の声
韓国メディアSBSによると、被害があったのはソウル北部に位置する楊州市とよばれる地域で、ほかにも東豆川市で確認されるなどしており、共通しているのは上水道から黒い粉のようなものが5月末から6月初めまで発生していました。

[취재파일] 경기 북부 수돗물 '검은 가루' 논란…남겨진 과제는? | SBS 뉴스

SBSに対して情報提供があったのは全て殆どが主婦からだったとしており、情報提供者によるとこの水道水を麦茶を作ったり、子供をお風呂に入れてしまったと訴えています。6月3日、情報提供者家庭に直接訪問した取材班によると確かに提供された映像と同じ「黒い粉」が混ざっているのを確認。黒い粉はシンクの端にくっいておりその量も多かったといいます。

実は同じような黒い物質のトラブルは韓国では2019年9月にも発生しており、民間の調査団体によると原因は水道管と貯水槽に溜まったマンガンが原因だったとしています。


一方で、水道水から出てくる黒い粉は2019年9月の事例とは状況が異なるとしています。特に黒い粉はお湯を出した時にだけ出てくるという点です(住民は冷水からも出てくると反発している)。この点を踏まえると、浄水場自体から流入した水道水自体には問題はないと判断しており、管理事業団も水道水が各アパート温水配管を介して流れてくる過程で何らかの異物が入った可能性が高いとし精密検査を依頼しました。

結果、アパートで採取された5つのサンプルは成分分析の結果、炭素化合物が91%を占めていたといいます。この炭素化合物は蛇口のゴムパッキンが経年劣化で砕け出てきたものではないかと判断しており、マンション側と交換するなど対応を勧告したとのこと。



一方、住民側は今回の対応に反発しています。当然経年劣化であれば各家庭ごとに状況が異なるはずですが、このアパートでは時を同じく80世帯で発生した点です。また1年以内に蛇口やシャワーなどを交換した家庭が27%もありその家庭からも黒い物質が出てくるという問題が確認さていました。

ちなみにこのトラブルについては水資源公社が今後も対応すると約束しているそうなのですが、現時点んで何が原因なのかは分かっていないとのことです。
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