image_139

韓国の京畿道というソウル市周辺の地域にある幼稚園で園児ら100人を超える集団食中毒が発生しました。しかし、園児らに出していた食事、特におやつが保管されていなかった件について地域の教育長が「法律上、義務ではない」と発言したところ激しい抗議を受けたと報じられています。

韓国メディアSBSによると2020年6月12日以降、とある幼稚園で園児らが激しい腹痛を訴えるなど20人以上が入院するという食中毒(溶血性尿毒症症候群)が発生した出来事について、京畿道の教育長がインタビューで食事ではなく「おやつの保管義務は法律上ない」と発言したところ被害者となった保護者から激しい抗議を受け、3時間後に謝罪する出来事があったとのことです。

이재정 "간식, 보존식 아냐"…비난 일자 3시간 만에 사과 | SBS 뉴스

韓国では法律上、昼食などに使用された食材については食中毒の発生を調査するため食材等を144時間保管する義務があります。集団食中毒が発生した幼稚園ではおやつ(軽食)を与えていたものの、おやつは食べ物は保管の義務はないため廃棄されていました。ただこの幼稚園では昼食の一部も保管されていなかったことが明らかになっています。

一方で保健当局によると「おやつも保管の対象となる」という趣旨の発言をしていたらしく、反することを口にしたことで批判の対象となっているとのこと。


今回の集団食中毒では保管されていた食材からは食中毒を引き起こす細菌が見つからなかったらしく、廃棄された食材に原因があると指摘されています。

具体的に保管されていなかったのは6月10日、11日、12日、15日に出されたおやつ、昼食は11日、15日など6つです。

この事件については被害者の親らは園長を警察に告訴しているといい、今後園内に設けられた監視カメラなどの映像などを入手する予定です。特に園側は最初に発症した6月12日ではなく、その4日後に6月16日に初めて事態を把握した話している違和感について食材を廃棄したなど証拠隠滅の疑いがあるとされ、今後捜査が進められるとしています。
このエントリーをはてなブックマークに追加