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主に犬や猫が病気になると人間と同じように動物病院につれていくことになるのですが、そこで気になるのは医療費です。しかし韓国では病院ごとに医療費が定められており、同じ診療内容でも最大で80倍もの差があったと報じられています。

マネートゥデーによると、韓国の動物医療費は、1999年以降それぞれの動物病院が自由に決められるとうになりました。これは病院間の競争に加え医療サービス水準は高め診療費の負担を低くするという趣旨でした。では実際はどなったのか。

동물병원 진료비 차이 80배…"손님 줄어도 매출 안 줄어요" - 머니투데이 뉴스

インターネットの発達で情報交流が盛んになったものの、国内にある約5200もの動物病院のその医療費の価格情報を消費者が項目別に比較しみることはできていないといいます。

韓国消費者連盟が昨年、ソウルとその周辺地域である京畿地域の動物病院50ヶ所の医療費を調査した結果、インターネット上に医療費を投稿は全体の18%に過ぎなかったといいます。また実際の病院ごとの医療費については、最大80倍もあったことがわかったとのこと。
具体的には歯科関連医療費で最も差があったとしており、抜歯で最大80倍、歯石除去は最大35倍でした。また予防接種はそれぞれ2倍から4.7倍。病院ごとの初診料も6.6倍ほどの差があったといいます。


韓国におけるペットの飼い主は動物病院の医療費の経済的な負担について韓国消費者連盟が行った1000人を対象とした結果として、回答者の約85%が「動物病院の医療費の負担を感じている」と回答。動物病院の診療費は1回あたりの平均は7万4700ウォン(約6,700円)でした。

ペット関連の団体によると「美容室は価格は表示されているものの、動物病院は医療費の予測が不可能なのが消費者にとっては最も不安なこと」とし「今のように費用の予測がない状況では、例えばペット保険があったとしても加入することが有利なのかどうかも判断することが難しい」としています。また「医療費で揉め事を起こすこともあるため、特に医療費が高額になる場合は平均的な費用をわかるようにしなければならない」と主張しています。