F-3 第6世代

航空自衛隊に配備されているF-2戦闘機の後継機として開発を目指しているF-3戦闘機に関して、国内の複数メディアによると2035年の配備を目指し今年10月にも機体担当企業を選定するとしています。

空自の次期戦闘機開発については『国際共同開発案』『国内開発案』そして『既存機の能力向上型の購入案』の3つの案で将来の配備計画を進めていたのですが、今年に入って外国企業と共同開発することが明らかになり国際共同開発案で進められることがほぼ決定とされていました。

今回報じられた内容によると日本側はF-3の開発に向けて日本主導で行うことは当初から変えておらず、今後もその方針は維持されると考えられ、日本からは三菱重工業、アメリカ側はロッキード・マーチン社など3社(ボーイング、ノースロップ・グラマンと考えられる)が参加するとしています。

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また今後の具体的な配備計画については2020年末までに開発パートナーなどの枠組みを決定。合わせて2020年度までに機体を担当する企業の選定と契約を行い開発体制を築くとしています。またF-3開発にはアメリカ以外もイギリスが入っており、日本と同様のスケジュールで次期戦闘機の開発を進める英国とは開発費の分担などで協力の可能性を探るとしています。こちらのイギリスの戦闘機についてはF-22やF-35などとは異なる第6世代戦闘機としており、空自が導入を目指す機体についても第5世代ではない可能性も示唆されています。


その後は、2024年度に試作機の製造開始。2027年度に量産初号機の製造開始。2027年度までに主要な搭載部品の基本設計や製造図面を作製する詳細設計終了。2028年度までに飛行試験実施。2035年に初号機を含めた機体の配備を目指すとしています。

F-3の具体的な機体スペック等は明らかになっていないと考えられるのですが、2020年4月時点で日本の防衛装備局の性能要件としてはアメリカとの相互運用性の確保を第一に挙げ、機体は高いステルス性、あらゆる干渉下でも運用可能な電子戦能力、十分な量のミサイル携行能力、必要な改造をいつでも確実に行える自由度を求めています。
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