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海外メディアによると、中国当局は海外で加工され中国に輸入された冷凍エビのパッケージから新型コロナウイルスを検出したと発表したと報じています。

AFPによると、中国税関総署は具体的な日付は不明なのですが最近、エクアドルから輸入した冷凍エビ製品から新型コロナウイルスが検出されたとしてエクアドルの3つの企業が生産した製品の輸入を一時禁止する措置をとったと報じています。

中国、食品輸入停止を拡大 冷凍エビパッケージからコロナ 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

記事によると、中国の大連市と厦門市で冷凍されたバナメイエビのパッケージから採取したサンプルから新型コロナウイルスが検出されたとしています。そのパッケージに入ったエビ本体は検査結果からは陰性だったとしており、エビではなくそのエビを包んだパッケージに付着していたと表現がされています。

なぜこのようなパッケージの検査を行っていたのかについては記事によると今年6月に北京市にある食肉卸売市場で輸入サーモンを切るまな板から新型コロナウイルスが検出されたとしており、以降輸入食品の検査が強化されているとしています。

また既にアメリカやドイツの一部企業の製品について中国は輸入を禁止しているほか、新型コロナウイルスが流行している国に関しては検査を強化しているとのことです。


記事は以上ですが、問題はこのパッケージに新型コロナウイルスがどのように付着したのかです。当然人の手により運ばれるものであり接触する機会は複数あるのですが、冷凍エビということで冷凍された状態でエクアドルから輸出された製品で間違いありません。

また大連という都市名が明かされていることからも船で輸送された冷凍食品ということになるのですが、その場合、仮に新型コロナウイルスが付着していたとしても冷凍された状態でかつ表面上に付着しているものでありウイルスが感染可能な状態を保たれていたとは考えられません

現在も世界的に海外への人の行き来は限定された状態ですが、製品自体は従来どおり行き来しています。現在この手の製品から新型コロナウイルスが感染したという報告があるのかは不明ですが、「害虫がついていた」と輸入を禁止する手段があるように「コロナが付着していた」などと輸入を禁止する手段をとってくる可能性も考えられるため輸出前の検査などが必要になってくる可能性があります。
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