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韓国のソウル市近郊の仁川(インチョン)市で水道水からイトミミズのような謎の幼虫出てきて問題となっていることについて、市は浄水場のろ過装置が原因と見られると報じられています。

MKニュースによると、韓国北西部に位置する仁川市では現在水道水から小さい幼虫が確認されたとして3万6000世帯に対し水を直接飲むことを禁止しています。水道管から直接供給されている水が虫に汚染されているという韓国でも前例がない事態に陥っているのですが、その原因は浄水場にある可能性があると報じています。

`인천 수돗물 유충` 원인은?…공촌정수장 여과지가 유력 - 매일경제

上水道事業本部によると、主に2つの浄水場から供給されている水に関して9日以降苦情が相次いでいるといい現場で点検を行った結果、間違いなく幼虫が出てくることが確認されました。この幼虫について専門家によると日本では初夏から秋にかけて見られる『蚊柱』で有名なユスリカ類の幼虫だったとのこと。

その後、仁川市と韓国水資源公社、漢江流域環境庁、国立生物資源館などの合同調査チームによると、一つの浄水場の活性炭ろ過装置で発生したユスリカの幼虫が何らかの原因で水道管を介して各家庭に供給されたものと断定したとのことです。

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問題のろ過装置は粉よりも大きいサイズの高純度炭素粒子で満たされているもので、交換のサイクルは15~20日程度としています。

水道水には塩素が含まれており生きることは難しいと考えられるのですが当局によると「網戸が濾過紙の周辺にあり、換気扇などの小さな隙間からユスリカが入ってきた可能性がある」と述べており。「浄水処理過程で0.8〜1.2ppmの塩素が入っておりほとんどの昆虫は死滅するものの、いくつかの個体が家庭まで水道管に乗って移動したものと見ている」とのこと。


またこの浄水場に水を供給されている貯水池の2地点で幼虫が確認されたとし、対策の強化と清掃が今後予定されているとのこと。ただ、他の浄水場などでは幼虫は確認されなかったとしており、別の原因で発生したものとして調査が進められています。

韓国ではここ最近、水道水に関連するトラブルが相次いでおり、昨年は同じ地域でサビ水がでてくるなど長期間不便を強いられました。またこのとき配ったペットボトルの水からは藻が発生するなどのトラブルも発生しています。他にも基準値を超えるヒ素が検出された例や放射性物質のラドンウランも検出されています
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