バーガーキング

ファストフード大手、バーガーキングは中国国内の2店舗で賞味期限切れの食材を販売していたことを認め謝罪したと報じられています。今回の問題は国営の中国中央テレビの調査で明らかになったものです。

国内外の複数メディアによると、米バーガーキングは17日、江西省南昌にある2つの店舗で賞味期限切れの食材を用いてハンバーガーを作っていたという問題について公式に認め謝罪したと報じています。

버거킹, 중국서 기한 넘은 재료 썼다가 '혼쭐'…매장 폐쇄 | SBS 뉴스

記事によると、発端となったのは国営中国中央テレビ(CCTV)が消費者問題について取り上げる年次告発プログラムという有名番組で16日夕方、バーガーキングが不正を行っていたと暴露しました。この報道によると、店長が賞味期限切れのパンのラベルを張替えるよう指示し翌日ハンバーガーとして売られたというものです。また他の店舗では同じような行為以外にもチキンのラベル偽装が行われていたことが明らかになっています。

南昌のバーガーキング店長によると「(不正は)本社も知っている。本社の人は店長を何年していた人たちだから」と主張していたとのこと。


一方、今回の不正についてバーガーキング側は放送後まもなく不正を認め「管理不行き届きでバーガーキングのお客様の信頼を裏切ったことに、心からおわびする」とし、問題の店を閉鎖し賞味期限の操作に問題を調査し厳重に処理すると明らかにしました。この謝罪文はSNSで発表されたもののツイッターなどではなく中国版ツイッターと『微博』で発表されたものだとしています。

バーガーキングは中国国内だけで1000店舗以上あるといい、他の店舗でも同様の不正が行われていないか調査が実施されるのかは明らかになっていません。