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韓国各地で相次いで報告されているのは水道水からユスリカなどの水生生物がダイレクトで出てくるという問題です。これに関して当局側は人体には影響はないなどとし生活用水としての使用は問題ないと主張していると報じています。

韓国メディア『ニュース1』によると、仁川西区で初めて確認された一連の幼虫水道水問題について、現在全国7箇所の浄水場から供給された水道で同様の幼虫問題が確認されています。一方、環境当局は一連の幼虫が検出された水道水について、水道水の利用は問題はないなどと主張していると報じています。

유충 나온 수돗물 문제없다지만…시민들 "어떻게 마시냐" 불신

仁川広域市の上水道事業本部は今月15日、『幼虫発生関連住民案内』というQ&Aで水道水の利用はどうするべきか回答を載せているのですが、それによると「ユスリカの幼虫は学術的に人体に対して危険性は報告されたことはない」などとし、「生活用水として使用はいいものの、飲料水としての使用は止めるべきだ」と説明しています。


記事によると、仁川広域市の市民らはミネラルウォーターを購入しシャワーなど生活用水として使用している他、ご飯を炊くなど使用しているといいます。
また今月22日、水道水市民ネットワークの事務局長によると「明日、水道水幼虫事案が発生して2週になるにもかかわらず環境当局は原因さえ明らかにできずにいる」「環境当局が水道水使用には問題がないというの立場だが、幼虫が発生した当時の水の濁度など証拠資料を提示しておらず環境当局の主張に疑問だ」と取材に答えています。また「水道水から幼虫が出てきたとのことだけでも十分に深刻な状況にも関わらず、危険性がないというのは大げさだ」と話した。

▼国内で最新の閉鎖型浄水場内で発見された大量のユスリカ
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ユスリカの幼虫は通常は水質汚染度を測定する生物指標種で『4級』に生息することが知られており、い 一部で確認されている糸ミミズは4級のうちひどい汚染が生じている水に分類されています。したがって、これら水道水は飲料水どころか工業用水2級や農業用水として使用されるレベルのものだとしています。

環境部は18日、仁川水道水の幼虫発生は浄水場内の活性炭で孵化した幼虫が濾過されず、配水池を経て家庭まで入ったと発表しているものの、それが浄水場にどのように流入したのかは明らかになっていないとのことです。