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先日北朝鮮を脱北し韓国に渡った人物が北朝鮮に再び入国し新型コロナウイルスの感染の疑いがあるということで国営メディアなどが伝えていたことに関して、この人物が韓国から逃走する情報が事前に入ってたにも関わらず当局が無視していたことが明らかになりました。

韓国メディア『聯合ニュース』によると、韓国に脱北した24歳の男性が先月中旬に性暴行容疑で取り調べを受け今月上旬に北朝鮮に再入国していた問題に関して、この人物の知人という人物から越北可能性を示唆する情報提供を受けたにも関わらず金浦警察署は30時間以上も対応していなかったことが明らかになったと報じています。

월북 암시 제보에도 30시간 넘게 조사 안해…경찰 늑장 대응 | 연합뉴스

記事によると、警察側はこの情報提供を受けて24歳の男性の携帯電話に電話を掛けたものの電源が切られており通話できなかったとのこと。以降、警察は情報提供を受けてから34時間後の20日午前11時になりようやく情報提供者を呼び状況の取り調べを始めました。


今回の警察側の対応について、越北可能性を示唆している決定的な情報提供が含まれていたにも関わらず警察の対応が遅れたという指摘がでていることについて警察署側は「(行動の遅れについて)その部分については認めている」とし、「出入国照会しても出国した事実がなく、出国禁止措置をだしたものの不十分な対応があったことを認める」と説明しました。

情報提供者から取り調べを行った後については急いで居場所の確認を行ったとし、携帯電話の位置情報や監視カメラを確認する対応を行っていたとしています。ただ、警察側はこのような情報提供を受けたにも関わらず例えば軍当局や、国家情報院に越北情報を伝えていませんでした

記事によると警察は入国後5年間は月に1度程度電話での会話や対面での会話を通じて安否を確認しているといいます。しかし、安否確認が行えない場合については統一部や国家情報院などにその内容を通達しなければならいなどのマニュアルなどはなかったとしています。
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