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海外の複数メディアによると、中国鉄建股份有限公司(中国鉄建)の会長 陳奮健氏が建物から飛び降り自殺したと報じています。現在のところ、自殺の理由はどは明らかになっていません。

香港メディアによると、中国鉄建股份有限公司(以下、中国鉄建)の会長は今月16日にビルから飛び降り、病院に運ばれたものの17日夜に死亡したとと報じており、中国の国務院国有資産監督管理委員会の発表として自殺の原因は『個人的な理由』をあげているものの具体的な内容については明らかになっていません。

【傳墮樓亡】中鐵建董事長陳奮健「不幸逝世」 公安已介入調查 | 兩岸 | 即時 | 20200818

記事によると、 陳奮健氏は1962年10月、広東省生まれで北京大学で経営学を学んでいたといい、上級エンジニアの一人で中国国務院の特別政府手当も受けているという人物だったとのこと。中国鉄建では2年近く会長を努めていたとしています。

一部メディアによると、自殺に関連があるのかは不明なのですが、中国の建築関係の専門メディアによると、国有企業を監督する国務院の調査チームが中国鉄建に対して調査を実施していた最中だったとのことです。
同社は2013年にも国務院による調査で当期純利益の約10%に相当する8億3700万元、日本円で約130億円という莫大な額を接待費に当てていたとして60人以上が懲戒を受けていました。今回も同様の調査を受けていることからも何らかの腐敗事件に関係があるのではないかと噂されています。