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台風が去った沖縄県竹富島の沿岸に打ち上げられたカラフルな機体。その後、アメリカが開発し過去に運用していた標的機であることが明らかになったものの、この事案に関してアメリカは正式に自分たちが運用していたものではないと回答があったと報じられています。

竹富町竹富島の海岸で見つかった小型無人機とみられる機体に関し、沖縄防衛局に米側から「米軍のものではない」との回答が10日までにあった。石垣海上保安部によると、射撃などの軍事訓練で標的として使われる「標的機」とみられる。同保安部は落下物ではなく漂着物だとして「事件性はない」との見方を示していた。

沖縄タイムス(一部省略)
この機体については今月8日に発見されていたもので、特徴的なオレンジ色の塗装が施されており『標的機』であることは間違いなく、機体に記されたMQM-107Eという文字からもアメリカが開発した機体であることはほぼ間違いありまん。

しかし、報じられた内容によると発見された機体についてはアメリカから米軍のものではないと回答があったとしています。

それを証明するようにこの機体には漢字で『右』『左』と記載されており、当然アメリカ軍が漢字を用いるはずがないためこの件について竹富町も「漢字圏内の国のものでは」と話しているといいます。


MQM-107E ストリーカーは1974年に初期型が初飛行し、今回見つかったE型は1992年に初飛行したもので米軍では既に運用が終わったものとされています。MQM-107 ストリーカー自体はアメリカ以外でも使用しており、漢字圏としては台湾も導入しており、導入数などを調べる必要があるものの地理的な状況からも台湾で運用していたものが流れ着いた可能性が考えられます。

最終的には機体を分解するなどしてロットを調べればわかると考えられるのですが、現時点で所有者が定かではないため対応が止まった状態と考えられます。



MQM-107 ストリーカーは地上から固体ロケットを用いて発進させジェットエンジンで巡航飛行する無人機でパラシュートを展開し回収、再使用されています。
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