フライトシミュレーター2020

先月中旬、マイクロソフトから最新のシミュレーターゲームとして『フライトシミュレーター2020』が発売されました。プレイヤーからは高評価となっているのですが、その理由がわかるゲームと実際の比較動画を紹介します。

2006年に発売された前作マイクロライトシミュレーターXの後継バージョンとして14年の歳月を経て8月に発売されたばかりのフライトシミュレーター2020。旅客機など実在する世界各地の空港に離着陸することができるというゲームになっているのですが、新作では非常にリアルな飛行映像を楽しめるとプレイヤーの間では話題になっています。

具体的に何がリアルなのか、こちらの動画を紹介します。
左は現実の旅客機内から撮影した映像、右はゲーム内で撮影した映像です。このように湖や建物、道路の配置が見事に再現されており高い没入感が得られます。

この謎の技術について調べたところ、フライトシミュレーター2020では人工衛星写真や航空写真などを用いて現実の建物などをゲーム内に作り上げるという自動処理を行ったとのこと。また操縦面についても現実の天候条件をゲーム内の飛行に適用できるとしており、例えば現地時間などは当たり前として、様々な気象条件を現実世界と同じ状態でプレイできるとしています。


このような膨大な処理がリアルタイムに行われているため、収録されていないデータについてはインターネットから常時ダウンロードする形となり20~50Mbpsを推奨する速度が求められています。

現在日本語版は配信されていないとのことで若干の不自由ああるものの、一昔前に売られていたようなゲーミングPCでも一応プレイは可能なので、興味を持たれた方は試験飛行をされてはいかがでしょうか。