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中国メディアによると、賃金の未払いなどで訴えられた事業者の代表が嫌がらせで執行金を全て硬貨で支払ったところ逆に執行金を遥かに超える罰金を言い渡されたと報じられています。

新浪网によると先月29日、広西チワン族自治区北海市で自動車サービス関連の事業を行っている代表が従業員から賃金の未払いで訴えられ、敗訴した事業者側が執行金の支払いをすべて硬貨で行ったところ、受け取りを拒否された挙げ句、さらに罰金も科されるという出来事があったと報じています。

该!提四袋硬币到法院清偿执行款,北海一公司被罚5万元|北海_新浪科技_新浪网

記事によると、訴えた男性は2018年11月末に自動車修理業務に従事する社員として就職。その後、2019年末までに約40300元(64万円)が支払わなかったとして勤め先を訴え、結果的に訴えが認められたとのこと。

その後、裁判所は会社名義の車などを差し押さえたところ逆ギレ。代表が従業員を連れ4つの袋に2万元以上(約32万円)相当を硬貨を入れ裁判所までやってきたといいます。

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当然裁判所側もこの行為について対応することになり「被告の対抗的な行為により裁判所の業務を妨げた」「原告も受け取りを拒否している」とし、中華人民共和国民事訴訟法 第111条第1項(5)の規定により同社に対して5万元(約80万円)の罰金を更に科したとのこと。

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