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海外メディアによると米シカゴ・オヘア空港で昨年10月中旬から空港に滞在し続けていた男が逮捕されたと報じられています。なんとこの男、空港関係者の身分証などを盗むなど職員の欺く行為を行っていたと報じられています。

BBCなどが報じた内容として、イリノイ州シカゴ・オヘア国際空港で2020年10月19日から2021年1月16日までの約3ヶ月間、空港に隠れ住んでいたところを見つかり逮捕される出来事があったと報じられています。

逮捕されたのはカリフォルニア在住のアディティア・シン被告人(36歳)です。制限区域への不法侵入、および窃盗の罪で起訴されたとい、ロサンゼルスからの飛行機を利用しこの空港に到着していたとのこと。

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記事によると、滞在から1週間頃の10月26日に空港関係者から声をかけられたものの、当時空港関係者が落とした身分証を利用し職員になりすますことができたとのこと。以降、特に空港関係者とのトラブルはなかったそうなのですが、途中で無一文になったらしくその間は他の利用者から食料をもらうなどして食いつないでいたとしています。

そして2021年1月16日に再び空港関係者から声をかけられ身分証を確認されたところ盗んだものを使用していたことが明らかになり警察に逮捕されました。

現在シン被告は保釈金約10万円を支払い保釈されているとのことで元ホームレスなどそういった人ではなかったとのこと。シン被告によると3ヶ月間空港に不法滞在し続けた理由は「新型コロナウイルスが怖かったからだ」などとしているものの、なぜ不特定多数の人が利用する感染する確率が高い空港にい続けたのかなど明らかに不自然なところがあります。

この件に関してもシカゴ航空局は「法執行機関と協力し徹底した調査を今後も続けていきます」とのこと。ちなみに、空港の機能を麻痺させたり航空機を墜落させようとするようなテロリストのような危険な思想のある人物ではなかったという趣旨の説明もされているとのことです。

参考