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海外の複数メディアによると、今月7日シリアで21人の民間人が死傷する爆発事故が発生した事件について、高級食材であるトリュフを収穫中に発生したと報じられています。

この事故は、シリア西部のハマー県サラミーヤ郡と呼ばれる地域で地雷と考えられる爆発物により、18人が死亡、3人が負傷する事故がありました。

これはシリア国営放送が発表したものになるのですが、一方でフランスメディアによると、当時爆発に巻き込まれた人たちはトリュフの収穫を行っていたといい、ツイッターなどで投稿されている写真では作業者と考えられるトラックの運転席が跡形もなく吹き飛んでおり、この威力から地雷であれば対戦車地雷ではないかと考えられます。

ただ一部メディアではテロリストが仕掛けた地雷が2つ爆発したという報道もあり、詳しいことはわかっていません。

いずれにしても地面に何らかの爆発物が仕込まれ爆発したものであることは間違いなく、この威力となると一般的な戦車でも相当な被害でたであろう規模だったと考えられます。

シリアでは内戦が発生したことで政府側に協力するロシア、反政府武装勢力を支援する西側、そしてテロリストが各地で戦闘状態に陥っており(現在の状況は不明)、一方で両方の敵とみなしたテロリストについてはロシアや西側からの攻撃の対象になっており、2017年にはテロリスト集団は壊滅したとされているものですが、各地に散らばった戦闘員らの掃討作戦は依然として続いているといわれています。