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今から2年前の2019年に金正恩氏が視察した新造潜水艦。この潜水艦に関して米シンクタンクによると、最近目立った動きがあったといい、近いうちに進水する可能性があると報じられています。

アメリカのシンクタンク、スティムソン・センターが運営する北朝鮮専門の分析サイト38ノースによると、2021年3月24日、北朝鮮の新浦牛一帯を撮影した商業用衛星写真を分析した結果、近所の埠頭に停泊していた浮遊式ドライドックが製造工廠となる潜水艦施設横に移したと26日発表しました。

Sinpho South Naval Shipyard: Drydock Movement Detected | 38 North: Informed Analysis of North Korea

ドライドックは一般的に船舶の修理をする際に使用する構造物になるのですが、陸上で作られた船をドライドックに一旦移して海水を満たし進水させる場合にも散ることもあるとのこと。

38ノースによると「ドライドックの位置が変わったのは、北朝鮮が過去数年の間、新型弾道ミサイル潜水艦が完成段階に達したか、近いうちに進水もしくは出港する準備ができていることを示唆している」と主張しています。

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ここでは、金正恩氏が2019年7月23日に新浦造船所を訪問し、建造が進められている潜水艦を視察。当時、金総書記が視察した潜水艦は弾道ミサイル発射管を改造した「ロミオ」級の改良型と推定されています。

ただ、今回の移動についてはドライドックを行き来するレール整備のための移動とも考えられており、詳しいことは分からないとのこと。

ちなみに、個々最近度々『進水する』と報じられているもののすべて外しています。