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開幕が迫る珠海航展で初披露される複数の無人機が注目されているのですが、今回紹介するのは彩虹-6(CH-6)という機体です。大型の無人機で偵察やミサイル等で武装可能な無人攻撃機となっている特徴があります。

中国南部に位置する珠海市で2021年9月28日~10月3日の日程で開催される『中国国際航空宇宙博覧会(珠海航展)』。中国最大の航空ショーとなるのですが中国航天科技集団(CASC)が開発している彩虹-6(CH-6)が展示されると報じられています。

彩虹-6无人机亮相珠海:体型超大_网易军事

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CH-6については過去にCGイメージが発表されていたことがあるらしいのですが、それと比べて機体後部の構造に変更が加えられているとのこと。

過去に発表されていたCH-6のスペックは最大離陸重量7.8トン、最大搭載量は偵察型で300 kg、偵察攻撃型で2トン、燃料容量は偵察型で3.42トン、偵察攻撃型で1.72トンです。

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共通している機体スペックは全長15メートル、翼幅20.5メートル、高さ5メートル、最高飛行速度800 km/h、巡航速度500 km / h~700km/h。巡航高度10 kmで最大飛行高度は12 km。

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最大飛行時間は偵察型で20時間、攻撃型で8時間で飛行距離は偵察型で12,000 km、偵察攻撃型で4,500 km、最大上昇速度20m/sとしています。

中国では様々な無人機が開発されており、今回のこれら機体がすべて運用されているとは考えられず、モックアップレベルにとどまっていると思われます。ただし、何れにしても無人機開発に相当力を入れていることは間違いないと考えられます。