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度々発生する高層の建物からの落下事故。しかしその中には偶然にも生還する例が過去にも多く報告されています。今回は15階から転落したものの生還したという男性のお話です。

ニューヨークポストなどによると、事故があったのは今月6日午前10時20分ごろ、ニュー・ジャージー州にあるジャーナル・スクエアでこの日、31歳の男性が何らかの理由で9階の高さから転落したといいます。しかし、地上に停めてあったBMW 330iに屋根に落下したことで一命を取り留めたといいます。

目撃者によると爆発のような大きな音がしたといい、現場に駆け寄ると転落した男性が車からすぐに起き上がったといい、この時点で命に別状はないことが分かったとのこと。

▼事故があったと考えられるビル
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その後の調査によると、この男性はこの施設で働いていない人物でありなぜ彼が9階から転落したのかなどは明らかになっていません。

ただ目撃者の話しとしては「放っておけ」、「私は死にたい」と繰り返していたと伝えています。男性はその後病院に運ばれたものの、重症を負った状態だと説明されています。

過去にもある高所階からの落下

私達人間はどの高さから落下すると命を落としてしまうのか。これは落下地点の状況や姿勢で大きく変わってくるそうです。

過去に報じられ把握している限りでは2016年にロシアのノヴォシビルスクで16歳の男性が今回の倍以上となる23階、地上70mから落下する事故がありました。転落した男性は地上に停めてあったルーマニア自動車メーカー『ダチア』製のダチア・ロガンの上に落下。このことで一命を取り留めました。
この男性は女子にイイところを見せようとバルコニーの手すりにぶら下がろうとしていたところ落下したそうです。

また現在では最高記録となっていると考えられる例としては2010年にアメリカで39階、地上約120mの高さから落下した男性が生還している例があります。こちらも地上に停めてあった車の上に落下したことで助かり、怪我としては両足骨折という怪我だけでした。