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一生のうちで落雷で死亡することはほぼゼロに近いのですが、世界にはそれでも毎年命を落とす人が確認されています。今回はインドネシアから傘をさして歩いていたところ落雷。しかし軽いヤケドで済むという九死に一生を得た男性が撮影されました。

インドネシアの現地メディアによると、アブドゥル・ロジドさん(35歳)は今月20日、ジャカルタの北に位置する重機会社で管理人として働いている時、その車内をパトロールしていた時に落雷が発生。周囲に背丈よりも高い構造物がいくつもあったにも関わらず、ロジドさんめがけて雷が落ちました。

記事による当時ロジドさんは左肩に傘をかけ、体には普通の衣服に無線機を持った状態だったとのこと。当時、出勤した後にパトロールを行っていたと言い。パトロールをはじめてからまもなく落雷にあったとしています。



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このときの映像は動画がのこされており、激しく火花が飛び散り傘は爆散。男性はその場に倒れ込み意識を失っていたそうです。その後、倒れているロジドさんを同僚がみつけ直ちに病院に運ばれたそうです。

しかし、ロジドさんの体には特に落雷によるダメージはなく、手にヤケドを負ったのみだったとのこと。一応検査もあったのか4日間病院に入院していたもののその後は自宅に戻り、安静にしているとのことです。

なぜ助かったのか?

基本的にこの手の雷に直撃した場合人は命を落とすことになるのですが、今回は軽いヤケドを負っただけで一命を取り留めました。地元警察によると、当時彼は傘を無線機を身に着けていただけで、なにが原因で電気を地面に流したのかについてはよくわかっていないとしています。

このように周囲に金属製の採掘場で使用するような巨大ダンプがあったとしても雷は人に落ちることがあるという事故例になりました。

ちなみに私は過去5年ほど自宅付近に2度落雷が発生し、いくつかの家電が破壊されています。