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レンタルPCという言葉はあまり耳にしないのですが、eo光はゲーミングPCを月々いくらか支払うことで利用できるという月額サービスを来月1日より開始すると発表しました。ではこのサービス、いったいどのくらいおとくなのでしょうか。

まず『eo光』とゲーミングPCをレンタルできる『Gaming Neo』はそれぞれ料金は別です。光回線とゲーミングPCのレンタル代が別にかかるという意味になるのですが、こちらのひかり回線は最も安いもので1Gbpsで5,448円/月(1年間3,280円)となっています。

そして気になるGaming Neo側についてはこのようになっています
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今回最も高いEP-Z-01EOについて見ていくと9,812円で3年間の総支払額は約353,000円となります。ではこのPCに入っているパーツがいくらするものなのか見ていきましょう。
CPU…71,000円
メモリ…DDR5 41,000円もしくはDDR4 12,000円
SSD…10,000円
M/B…27,000円
GPU…157,000円
水冷キット…14000円

キーボード 18,000円
マウス…6,600円
ケース…10,000円
電源…10,000円

合計
DDR5モデル 364,600円 DDR4モデル 335,600円 +Windows11 1万円
となります。

このように3年間の総支払額は約353,000円と同じレベルの額に。仮にこのようなPCに興味がある場合は少なくとも数万円も高くなるような値段設定にはしていないようです。

ではBTOでゲーミングPC構成にした場合はどうなるのか。
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このように40万円近い値段となりました。そしてこちらは水冷ではなくかなり怪しい空冷です。キーボード等もゲーミングモデルではなく通常の安物です。

こうみると『Gaming Neo』の案は高くはないということがわかります。また壊れた場合もこちらは無償交換ができるらしく保証面もかなりいいような気はします。ただしこちらの案は3年間契約し続ける必要があるなど縛りが発生します。

最も安価なのは当然自作です。もちろんレンタルPCは返却するなどする必要があり、自作PCやBTOように交換時に売却するはできないので(GPU…5万円程度、CPU+M/B 3万円程度もしくは以上の価値)、それも含めた総支払額としてはやはり割高になると考えられます。