BTR-82A_1

ウクライナで続くロシアの侵攻。既に1ヶ月が経過し今後も長期化の様子が伺えるのですが、一方でロシア軍が運転していた戦車や装甲車などをウクライナの一般人が鹵獲し走り回るという、映像も撮影されています。

YoutubeやSNSが流行している時代に行われた軍事大国が行なった戦争『ウクライナ侵攻』、かつて戦争は従軍のカメラマンが撮影するなど限られた状況でしか撮影されることはなかったのですが、現在は普通の市民が当たり前のようにカメラを持ち戦闘の様子が日々SNSなどに投稿されています。

今回はそんなウクライナの一般市民が撮影したものになるのですが、なんとロシア軍が侵攻に使用したBTRという装輪の歩兵装甲車を盗み走り回るという映像がTwitterで投稿されました。


こちらがその映像です。盗んだのはこちらBTR-82Aというもので、水陸両用になっており、内部に兵士を搭乗して移動できる歩兵装甲車になります。
BTR-82A


この人のアカウントを調べると他にも様々な動画がでてきます。例えばこちらはロシア軍の自走榴弾砲砲を予想ではウクライナ軍が鹵獲したと思われるものです。ウクライナはロシア製(ソ連製)ものもを使用しており砲弾がどうなっているのかは不明なのですが、もしかしたらウクライナ側の砲弾を使うことができる可能性が高いと考えられます。

つまりウクライナ側はロシア側が何らかの理由で捨てた戦車や自走榴弾砲などを回収し、再整備するなどして使用している可能性が伺えます。

なぜロシア側が戦車などを捨てるのかという疑問が出てくるのですが、例えば投降した兵士らが運用していた兵器の可能性、燃料不足や砲弾が足らないという理由で捨てられた可能性、また故障もあるためそのような理由でも捨てられた可能性もあります。

ウクライナ側は先程も述べたように例えば戦車であればT-72、T-80はウクライナ軍も運用しているものであるためロシアが投入し放棄した多くの装甲車を扱うスキルはあると考えられます。