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 間もなく党大会が開かれる中国北京では、タクシーの窓が勝手に開けられないよう処置が取られた他、子供用のおもちゃであるラジコンヘリや紙風船に至るまで身分証明書を提示しなければ購入できない事態が続いているといいます。

 11月8日に開催される第18回中国共産党全国代表大会、いわゆる党大会では胡錦濤氏から習近平氏へ国家主席が変わるとされています。そのため、異常なほど中国国民を警戒しているのは中国共産党です。英BBC放送によると党大会が開かれる北京では閉幕まで、市民が飼育しているハトを飛ばすことが禁じられ、タクシーの後部座席や窓、ドアを乗客が勝手に開けれないよう処置がほどこされているといいます。これはいずれも反体制派によるビラ配りを警戒したものだとされているとのことです。

 北京の4番目の環状線「四環路」の内側のエリアでは7日午前0時から大会閉幕まで全ての工事現場の作業禁止し、市内すべての遊覧船の営業を停止させることを決定したといいます(北海公園と頤和園の遊覧船を除く)。生活レベルでは現地の警察官が市内の商店を周り、包丁や小型ナイフなどの刃物を売り場から卸すように指示し、子供のおもちゃであるリモコン操作のヘリコプターや飛行機、紙風船については身分証明書を提示しなければ購入することはできないといいます。

 もちろんインターネットの検閲も強化され、当局批判を書き込むユーザーのIDや書き込みの削除が強化され、海外サイトへのアクセスも徹底的に遮断されているといいます。

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写真:活動家「方暁松」

 以前お伝えした活動家らの市外追放について、アムネスティ・インターナショナルは著名活動家数十人は北京から追い出され、全国各地の“闇監獄”に収監されているといいます。中国当局によると9月以降、少なくとも130人の人権活動家を拘留または軟禁していると発表しているそうです。

平安北京
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 北京の安全を守るという「平安北京」という市プロジェクトが立ち上げられ、ここでは治安保持のためのボランティアが募集されています。10月31日時点で80万人が登録されており、市全体の治安維持ボランティア数は合計で140万人になっているといいます。北京市によると、今年に入ってから実際に動員されたボランティア者数は2000万人にもなるとのことです。

参照元:レコードチャイナ
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