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 第二次世界大戦中、旧陸軍が開発した中戦車「チト」。この戦車が静岡県浜松市の浜名湖北の猪鼻湖に沈められたと言われており、地元の町おこしグループが引き上げようとしているそうです。

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静岡県浜松市北区三ケ日町。ここの猪鼻湖で「幻の戦車」を調査するプロジェクトが行われています。眠っているとされているのは、終戦間際の日本陸軍が技術を結集して製造された「四式中戦車チト」。主催は若者たちでつくるまちおこし団体「スマッペ」で、同団体が行った70~80代の住民の聞き込みで、終戦直後にチトと思われる戦車が他の2両とともに自走させ沈められたという場面を複数が目撃していたとしています。

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 このプロジェクトは2012年9月17日に始まったもので、11月25日には鉄管を使用した水底調査が行われました。午前10時過ぎから水中調査が行われ地元住民も含め約30人が参加する中、15メートルの鉄管を湖底に突き立てたところ何かに接触し、「カツーン」という金属音が響いたといいます。

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 調査が行われたのは岸から20mの地点で今後、透明度が高くなる冬場の潜水調査を行い、年度末をめどに兵器や戦史の専門家によるシンポジウムの開催を検討しているといいます。その他にも一連の活動記録をドキュメンタリー映画として撮影し、映画祭などの出品も予定しています。

四式中戦車


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 全長6.34m、全幅2.86m、全高2.67m、75mm戦車砲を搭載する戦車のこと。連合軍各国が大口径の主砲を搭載した戦車が次々と開発されており、これに対抗すべく重武装、重装甲の新型中戦車を開発する必要があった。
 75mm戦車砲を搭載した試製チト2号車は1945年2月、3月には相模原や御殿場にて各種試験を開始した。 7月には千葉陸軍戦車学校において実用試験が行われた。千葉県の三角原演習場にて運動性能等の実用試験を終了し、8月中旬には千葉県片見海岸において射撃試験を行う予定だったが終戦により中止された。

 戦後のアメリカ軍による1両のチト接収され、もう1両行方は知られていなかった。しかし、最近になり九七式中戦車、ウィンザー・キャリアと共に浜名湖北の猪鼻湖に沈められていたことが判明した。

参考:スマッペ朝日新聞Wikipedia

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