中国 噂 塩

「2012年12月21日から3日間、世界は暗闇に包まれる!」など、現代では考えられない噂が広がっているのは中国。信じてしまった人がロウソクやらマッチを大量購入しているといいます。

今年の12月21日と言えば、数年前より「マヤの予言では・・・」云々と、日本でも関連する書籍が販売されたり、テレビ番組が放送されていましたよね。もちろん、世界が破滅したり何かが起こったりすることは無いんですが、中国では『マヤの予言』と考えられる噂が広がっており、物を大量購入していく人が増えているといいます。

中国・四川省成都市双流県では「今月21日から3日間世界が暗闇に包まれる」という噂を聞き、信じた人が雑貨屋に押し寄せロウソクやマッチを買いあさっているといいます。この噂は今月に入った頃から同県で確認され、人伝いに広がっていったといいます。とある雑貨屋によると「ロウソクやマッチは通常の数倍は売れている」とのことです。


NASAやアメリカ政府機関にも「この世の終わり」を心配しているアメリカ人から数千通の手紙が寄せられていいるといいます。これについて、NASA公式サイトでは地球を終わりにするであろう事象(惑星直列、極性シフト、隕石衝突)について具体的に例に上げ否定しています。
ちなみにこのような噂についてNASAは「2012年12月21日は、人類滅亡の日とはならないが、この日は冬至にあたっている」とコメントしてます。

噂と中国人

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日中開戦に備え塩を購入する中国人

中国では噂から特定の品物が大量購入されるということが稀に発生します。記憶に新しいのは東日本大震災時に原発事故で「塩が汚染される」と噂が広がり、塩を大量購入する住民が目撃されています。中には通常の6倍以上の価格で6.5トンも購入した人がいたと日本でも報道されていました。
また、最近は尖閣諸島関連で「日中間で戦争が始まる」と噂が広がり、米と塩が売れる出来事が発生しています。

参考:レコードチャイナ