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数日前、NASAが開発していた新型ロケット「SLS」について、ヨーロッパの宇宙機関(ESA)と共同開発すると発表がありましたが、実はSLSに搭載される新型宇宙船「オリオン」についても共同開発すると発表したそうです。

今月16日、アメリカ南部テキサス州のジョンソン宇宙センターにてアメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパの宇宙機関(ESA)は、NASAが開発を進めていた新型ロケット「Space Launch System」(SLS=宇宙打ち上げシステム)を共同で開発すると発表しました。
実はこの時もう一つ発表した内容があったようで、それはSLSにより打ち上げられる新型宇宙船「オリオン」についても共同で開発を行うというものです。

オリオンは今後、月や小惑星、火星への有人探査に使用される有人宇宙船で、現在NASAと航空宇宙関連企業であるロッキーゴ・マーチン社が開発を行なっていました。オリオン宇宙船は大きく前部の宇宙飛行士が乗り込むクルー・モジュールと、後部の生命維持装置や推進剤、太陽光パネルといった機材載るサービス・モジュールに別れており、ESAが開発を担当するのは後部のサービス・モジュールになります。

NASA公式サイトのオリオン宇宙船(イメージ)の変更点。

旧オリオン宇宙船想像図
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新オリオン宇宙船想像図 
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NASAとしてはESAが有人宇宙船そのものを開発した経験は無いもの、国際宇宙ステーションへの物資輸送機(欧州補給機 ATV)の運用と開発技術を有していることからサービス・モジュールの開発には十分であると判断されたようです。

オリオン宇宙船における今後の予定としては来年、2014年に行われる予定のEFT-1(Exploration Flight Test)に向け開発が進められます。EFT-1ではオリオン宇宙船を無人で打ち上げ大気圏再突入というテストが行われます。このテストではこれまで批判の対象でもあった打ち上げロケット“アレスシリーズ”が凍結されたことから、デルタIVヘビーで打ち上げることになっています。

その後、2017年12月にはSLSを使い無人のオリオンを打ち上げ、月を周回し地球へ帰還させます。
以下はそのイメージ映像です。


参考:sora.jp
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