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航空自衛隊が使用する次期主力戦闘機に選ばれたF-35。しかし、ここにきて防衛省の要求を満たしていないことが明らかになりました。また、F-35自体の性能も下方修正されたとのことです。

本体価格の割に性能が悪い、つまりコストパフォマンスが悪いと言われているF-35 ライトニングIIについて、今回米国は機体の不具合から性能を下方修正することを決めたこと米国防総省から発表がありました。

米航空専門誌「フライトグローバル」(電子版)が14日、報じたところによると、米国防総省は省内の「運用テストと評価」に基づき、音速に近い速度で飛んだ場合の加速性能を8秒減速させ、旋回時の荷重を5.3Gから4.6Gに引き下げることを決めたといいます。
これは水平尾翼に潜在的な問題があったためとされ、事実ならば戦闘機に重要な機動性が悪くなるということを意味しています。

防衛省は次期主力戦闘機(F-X)の選定について、当時3機種が候補に挙がっていたものの飛行テストなどは行われず、国から提案された性能、価格を比較してF-35に決めていました。

Marine Corps VMFA-121 Re-designation Ceremony

引き渡される4機は訓練用と同等

2017年3月末までに米国から日本へF-35が引き渡されるF-35の4機について、防衛省の要求を満たしていないことが米国防総省の年次報告書で明らかになりました。

現在F-35には『ブロック3』というソフトウェアが採用されているものの、そこには「F型」と「I型」の2種類があるそうです。両者の違いは戦闘機として空中戦に必要な短射程空対空ミサイルを装備できるか否かなど重要なことが含まれ、F型はこれらミサイルを搭載できI型は搭載できません。またF型は最高高度が5万フィート(15,000メートル)で、I型は4万フィートとなっています。

米国防総省の年次報告書によると、日本へ引き渡す機種に搭載されるソフトウエアは短対空ミサイルが搭載できない「ブロック3I」になると明記されていたようです。実際のところI型は訓練用とされる前段階の「ブロック2A」とほぼ同等になるとのことです。

F-35 High Angle of Attack Testing
F-35A in Flight
First F-35A Weapon Release Test

参考:産経新聞東京新聞

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