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ロシア、ヴォルゴグラードの市議会は旧市名である「スターリングラード」を、期間限定ながら復活することを決定したとのことです。

「スターリングラード」というと第二次世界大戦を思い出す方も多いと思うんですが、旧スターリングラードで現在ヴォルゴグラードの市議会は、年間6日の軍事的記念日に限り当時の独裁者スターリンの名を冠した旧市名「スターリングラード」を復活させることを決定したとのことです。
理由は「退役軍人らの要望を受けて」となっているんですが、 「大戦での勝利をもたらし、ソ連を超大国に引き上げた」とスターリンを評価する見方が高齢層を中心に根強く、旧市名の復活運動もあったとのことです。

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写真:モスクワで開かれたスターリングラード攻防戦を記念する式典に出席したプーチン大統領

ルキン人権問題全権代表は市議会の判断について「戦死者への侮辱であり、私は絶対に反対だ」と述べるなど国内でもプーチン政権の愛国心鼓舞に乗じ、独裁者賛美の機運が強まっていることに警戒の声もあるとのことです。

市名がヴォルゴグラードとなったのは1961年のことで、理由はニキータ・フルシチョフによるスターリン批判の流れでというものです。「スターリングラード」は1925年から1961年まで、その前は「ツァリーツィン」と呼ばれていました。

同市はスターリングラード攻防戦(1942年6月~43年2月)が終結して今年で70週年を迎えており、攻防戦勝利を祝う軍事パレードが行われました。また、昨年11月8日にはヴォルゴグラードでスターリングラード攻防戦のロールプレイイベントが開催されています。

ヴォルゴグラードは第二次世界大戦で激しい被害を受けたイギリスのコヴェントリーや日本の広島などと姉妹都市を結んでいます。

参考:産経ニュース

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