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座席につまれたジャガイモの山。一体何を始めようとしているのかというと、航空機内の無線通信サービス(携帯電話やWi-Fi)の安全性を検証するため人ではなくジャガイモを使ったといいます。

米航空機大手のボーイング社は、機内無線通信サービスの安全性を検証するための画期的な実験方法を確立したと発表しました。それは、人ではなくジャガイモを座らせるという実験方法です。今回ボーイング社が行った実験では使わなくなった機体の座席に計9トンのジャガイモを積み上げて反応を調査、得られたデータの精度を人間を使った実験で確認したといいます。

ではなぜ最初から人間を使わなかったのか?ボーイング社が言うにはこの方法の確立により、何百人もの人間を動員する必要がなくなり、無線信号のテストにかかる時間はこれまでの2週間から10時間に短縮することができたといいます。

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また、ボーイング広報によると、ジャガイモを使った実験の結果は無線信号の強度を問わず極めて正確だといいます。この方法を使えば、信号を強くした場合に通信システムや航行システムの安全性に影響が出ないかどうかを検証したり、信号を弱くしても機内に行き渡って快適に利用してもらえるかどうかを検証したりできると述べています。

携帯電話からパソコン、ゲーム機、最近はデジカメにまで無線通信が備わるようになりました。一方で、それらから発生する電波が旅客機の運行システムに影響が出ると言われており、機内での使用は一部を除き禁止されています。
とは言え、現代社会にこれらモバイル端末を使用しないということは不便極まりないのでボーイング社も実験を繰り返しているとのことなんですが、その過程でまさか大量のジャガイモが使用されているとは意外でした。ちなみに、今回使用した9トンのジャガイモはフードバンクに寄付されたとのことです。

参考:CNN

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