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350万人近い兵士を持つ人民解放軍は食料の浪費に対策として、残り物を卵チャーハンとして節約することを指示しました。

京華時報は2月20日、中国人民解放軍総後勤部軍需物資燃料部が「部隊食糧を保障し、厳格に節約し浪費に反対するための10項目の措置」を発表したと報じました。そこには合理的に栄養を確保すること、節約をすること、献立の標準化すること、食材利用効率を高めること、食事作りの質の向上が盛り込まれているといいます。

具体的には食材利用効率の向上ということで、これまで捨てていた食材の切れ端から漬物を作れというものや、食事作りの質の向上として、食材で中華蒸しパンや卵チャーハン、煮込みを作るように命じ、一切無駄が出ないようにと事細かに指示しているといいます。

なぜ人民解放軍がこのような方針を採ったのかというと、最近、政府関係者の腐敗に対する市民の不満が高まったことで、習近平総書記が就任後に華美を廃し節約を奨励するよう訓示したためです。
そのため、軍だけではなく各省庁や地方の役所に至るまで節約策を発表しています。その中には、会議ではお茶かミネラルウォーターのどちらかしか提供しないなというものや、食べ物以外にも書類袋を布製から紙製に変えるということを行うとしています。

政府の節約方針で打撃

中国料理協会によると、中国政府による節約の奨励により中国内のレストランやホテル100社の約60%で予約取り消しが発生。北京の高級ホテルの予約取り消し総額は約1000万元(約1億5000万円)に上り、天津の飲食関連企業の宴会予約数は前年比約30%減となったといいます。
このように高級品関連企業の多くが公費による浪費抑制政策によって打撃を受けると予想する中、一部の関係者は今年3月に新政府が正式に誕生した後に高級品関連業界は好転するだろうと予想しています。

ちなみに、ある国有企業の社長が1月、政府の浪費抑制の方針を無視して公費による豪華宴会を開催したところ、2月になってその職を解任されたとの報道も存在してます。

参考:Record China

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