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軍事用の輸送ロボットとして研究開発されているボストンダイナミクスの4足ロボット。最近、このロボットに腕が付けられ、コンクリートブロックを放り投げることができるようになりました。

様々なタイプのロボットを開発しているボストンダイナミクスは開発しているBigDogに腕を付け自走しながらブロックを放り投げるという実験映像を公開しました。映像には現在開発が進められているLS3よりも小型のBigdogにアームを取り付け、数キログラムのコンクリートブロックを掴み、バランスをとりながら4mほど後方に飛ばしています。

Dynamic Robot Manipulation


元となったBigDogは2005年に米国国防高等研究計画局よりボストンダイナミクスとジェット推進研究所、ハーバード大学が資金提供を受け開発した四足歩行ロボットです。本体は全長約1m、高さ約70cm、重量約75kg。屋外で活動する場合は、15馬力の2ストローク単気筒ガソリンエンジンを使い油圧で足などを動かしています。BigDogは154kgの荷物を積載したまま時速5.3kmで走行可能で、最大35度の斜面を登ることができます。

ボストンダイナミクスはこのロボット以外にも災害用ロボットBigDogを大型化したLS3などを開発しています。

LS3


参考:コモンポスト