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台湾の浜辺で発見したのはフジツボが付いたカメラ。防水ケースに覆われたカメラなんですが、なんと6年前にハワイでダイビング中に紛失したものだったことが明らかになりました。

米ジョージア州に住むリンゼー・クランブリー・スカランさんは今から6年程前の2007年8月、ハワイ・マウイ島を訪れていました。この島でダイビングを行い防水カメラで記念撮影をしていたんですがカメラを紛失。その後見つかることはなく、思い出とともに何処かに流れていってしまいました。

2013年2月23日、 中華航空のマネージャーが台湾東岸の台東の砂浜を歩いていたところ、フジツボが付着した防水カメラを発見しました。マネージャーはカメラを会社に持込分解。奇跡的にメモリーカードはまったく故障しておらず中華航空のホノルル勤務スタッフが写真を公開し所有者の捜索を開始しました。

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写真:ハワイでカメラを紛失したスカランさん(右)

フジツボの付いた謎のデジカメと写真は台湾などのメディアで話題になっていたそうで、この情報を見たハワイ在住のスカランさんの友人が25日、スカランさんにカメラの発見を知らせたといいます。

「スカランさんの台湾訪問を歓迎します。ハワイへのかけがえのない思い出を持ち帰ってください」と中華航空の関係者は述べ、台湾に引き取りにくるための往復航空便をプレゼントすることになりました。

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参考:AFPBB News