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500gあたり1元(15円)で販売された豚肉。中国では4億頭を超える豚が飼育されている一方、死亡率が非常に高く、死んだ豚の一部は裏ルートで食用に転用されているといいます。

中国では4億7500万頭の豚が飼育されており、この数は世界中で取引される豚のおよそ半数。養豚農家の7割は小規模な施設で飼育され、豚の死亡率は非常に高いと言われています。
これら死亡した豚は中国の法律では「ブタは土中に埋めるか、あるいは焼却しなければならない」としているんですが、埋めるにも土地が狭く、焼却費用は高額で地元政府が補償をしているんですが支給まで時間がかかりすぎ利用している人はすくないといいます。09年から10年まで病死家畜無害化処理管理の係だった陸根松氏によると、この期間豚の死骸を回収した記憶が全くないといいいます。

先月13日、浙江省温嶺市で病死したブタの肉を販売していた46人が刑務所に収監されています。同じような事件は過去2年間に中国各地で6件発生しているんですが、農業コンサルタントのアナリストは「大都市では非常に厳しい規制があるため、病死した家畜が市場に出回ることはほとんどない」と主張しています。また上海市に住むある退職した獣医も「こうした現象は地方で発生している。地方の監督部門が職務を果たさないからだ」と述べています。

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写真:山東省の精肉売り場

では地方ではどのように取引されているのでしょうか。浙江省嘉興市南湖区横港村の地元農家によると、死んだブタは500グラム当たり1元(約15円)で売っていたと述べています。また、現地にある飲食店の経営者によると、死んだブタはワゴン車に7~8頭載せ上海に運ばれ、途中検疫所の係員に見つかりそうになれば車を捨てて逃げ出すとしています。

ブタの年間飼育数が700万頭に上る嘉興市では、死んだブタと生きたブタの販売ルートが長期間あり、2012年11月、嘉興中級裁判所が董国権被告の事件で被告を含む3人に無期懲役、ほかの14人にも実刑判決を言い渡したことから、死んだブタの回収・加工ルートは無くなったとされています。

参考:Record China新華社

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