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月軌道上でミッションを終え地球へ帰還する途中に発生した珍事件。美しい地球の姿を背景に宇宙船内部では、見苦しい『ブツ』に対し宇宙飛行士は対応していたそうです。

1969年5月18日。アメリカ・フロリダ州ケネディー宇宙センターから打ち上げられた3名の宇宙飛行士。しかしこの後、密閉された宇宙船内で珍事件が発生することになります。珍事は船内で交わした8日間の全会話を記録した、500ページ以上に及ぶ文書から明らかになったものです。

事件が発生したのは打ち上げから6日が経過した頃、船長トーマス・スタッフォードが「早くナプキンをくれ」と発しました。その後、「空中にうんこが浮いてるぞ」と乗り合わせたジョン・ヤング氏とユージン・サーナン氏に呼びかけたといいます。ヤング氏は「俺はしてない、俺じゃないよ」サーナン船員も「俺でもないと思う」と自分の『ブツ』ではないと主張。船長も「俺のはもう少しゆるいよ」と発言しその後「捨ててくれ」と2人に頼んだといいます。

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左からサーナン氏、スタフォード氏、ヤング氏

珍事件が収束した数分後、サーナン氏はNASAの司令部に向け「私たちは問題を抱えている」と連絡が入り「もう1つうんこが浮いている!」と続けて述べたそうです。

米放送局NBCによるとアポロ10号で起きた珍事件は用を足した船員の誰かが「いくつかのステップを忘れた」為発生した事件だとしています。NASAの見解によれば「技術的な点から言えば(トイレは)充分に機能していた」ととし、一方で排便する時はバッグの中に出し密封して殺菌剤を溶け込ませるなど船員に多くの作業が要求されていたと当時を語っています。

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写真:アポロ10号から撮影した地球の出

アポロ10号

アポロ10号はアポロ計画の4番目の有人飛行でミッションでは月軌道上での着陸船のテストが行われました。このミッションは月着陸を果たした11号に向けた最終リハーサルと位置づけられ11号のときとほぼ同じ形で進行し、この時月着陸船は月面から15.6 kmまで接近しています。

使用された月着陸船は太陽周回軌道上にありアポロ月着陸船のなかで唯一の完全な姿のまま現在も周回していると考えれています。また、アポロ10号は有人の乗り物として最高速の時速39,897km(秒速11.08km)を記録しギネスブックに登録されています。 参考:Narinari.com

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