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これまで82人が感染し、17人が死亡したH7N9型鳥インフルエンザの人から人への感染について、中国当局は「限定的」に発生したことも否定できないと発表しました。

これまでWHOや中国当局は「人から人への感染は発生していない」「確認されていない」と強調していたんですが、2013年3月には既に疑われる事例が発生していたことが明らかになりました。

中国国家衛生・計画生育委員会の発表によると、初の人への感染例として報告され3月上旬に死亡した2人の男性に関連して、同じ病院に入院していた4人に感染していたことが明らかになりました。4人のうち2人は、死亡男性の息子で、これとは別に上海で死亡した女性1人については女性の夫が発病したことが確認されています。

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写真:河南省開封市の病院で治療を受ける患者

これについて中国政府から報道規制がかかっているメディアはこのような見出しを付け報じています。
「国家衛生・計画生育委:限定的な“人から人への感染”の可能性も否定はできない」科学時報 
「人から人への感染疑惑、国内の専門家権威は『慎重に対応すべし』」人民日報 
「専門家:限られた少数の家庭で発生した感染例で“人から人への感染”は証明できず」中国大手ポータルサイト・新浪
「広東省疾病予防コントロールセンター:人から人への感染率に増加なし」中国新聞社
「香港衛生防護センター:人から人への感染は限定的」香港大手ポータルサイト・新浪香港

何れも「限られた環境で、限られた人にだけ感染している」という表現になっており、 “中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトにはこのようなコメントが書き込まれていたといいます。

「限定的な可能性を否定できない?なんじゃそりゃ?」
「しているならしていると言え、何が“限定的”だ」
「つい数日前までは人から人への感染はないって言ってたよね?」
「ほーら、また言い分が変わった」
「実はもう人から人への感染を確信しているんだろうね。ただ混乱を避けるために言わないだけじゃない?」
「人から人にはもう感染してるよ。まずはワンクッション置いているだけの話。みんな、気をつけて!」

この事態が明らかになったことで、中国疾病予防コントロールセンターの馮子健主任は「人から人への感染」の可能性について調査を開始していることを報告しています。

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