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先日、アメリカテキサス州にあるウエスト肥料会社で硝酸アンモニウムが爆発し多数の死傷者を出す事故が発生しました。この硝酸アンモニウムが爆発し市民が死傷したという事故は過去に何度か発生しているそうです。

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テキサス州マクレナン郡ウエストで発生した硝酸アンモニウム貯蔵流通施設の大規模爆発事故は、2013年4月19日現在、12人が死亡し200人以上が負傷するという惨事になりました。施設には270トンの硝酸アンモニウムが保管されていたものの爆発防護壁を設けておらず、周辺の住宅など100棟以上が全壊する被害が出ています。

硝酸アンモニウムという高酸化性物質は火薬・爆薬の原料として使われる一方、化成肥料の窒素源としても使用されています。しかし衝撃により爆発することもあるため、過去同じ硝酸アンモニウムを使用した工場などで直径100mのクレーターができるという大規模爆発した事故があります。

オッパウ大爆発

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1921年9月21日、ドイツ・ルートヴィヒスハーフェン近郊のオッパウで死者509人、行方不明者160人、負傷者1,952人を出すという爆発が発生しました。爆発したのは化学薬品会社バーディシェ・アニリン・ウント・ソーダ・ファブリク社で、吸湿して固化した約4500トンの硫硝安混成肥料(硫酸アンモニウムと硝酸アンモニウム)の一部をダイナマイトで発破して崩す作業を行ったところ大爆発が発生しました。

工場周辺の1000戸の家屋のうち約70%が破壊。オッパウから約22km離れたハイデルベルクでは爆発による地震が感じられ、82秒後に爆風が吹きつけ窓や戸を壊したという記録が残っています。

テキサスシティ大災害

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1947年4月16日には今回爆発事故を起こした同じテキサス州で貨物船が爆発する事故(テキサスシティ大災害)が発生しています。テキサスシティで係留していた貨物船グランドキャンプ号から午前8時頃出火。積荷は硝酸アンモニウムだったということで、放水によって傷むのを恐れた船の関係者が消火活動を拒否しました。

その後消防の消火作業が行われるも火の手が強くなり爆発。消防関係者を含む市民ら581人が死亡し、5,000人以上が負傷するという大惨事になりました。

テキサスシティ大災害

テキサスシティ大災害

テキサスシティ大災害

参考:Wikipedia(人によって引き起こされた核爆発以外の大爆発一覧)
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