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左手に残った日焼け痕。李克強首相と共に被災地に訪れた地元の高官が日焼け痕から、高級時計を身につける「時計兄貴」だということがバレてしまいました。

中国大手ポータルサイト・網易は四川地震被災地を視察する李克強首相と、付き添う范継躍氏(蘆山県書記)の写真がネットで話題を集めていると報じました。

問題の写真は四川地震後現場に訪れた首相と李克強氏が写ったの何の変哲もないものなんですが、注目を集めているのが范書記の左手首。くっきりと腕時計の日焼け痕がついており、ネットユーザーらが「普段は高級時計をつけているが、非難を避けるため外したのではないか」と一方的に予想しました。

早速、人肉検索(インターネットで特定の人物の発言や画像を調べあげること)が行われ、予想通り高級腕時計をつけている写真が複数発見されたとのことです。中には「ヴァシュロン・コンスタンタン」の21万元(330万円)はすると思われる物も見つかったといいます。

范書記は何故時計を外したのかは不明なんですが、「かえって目立っている」としてネットユーザーは范書記を「時計なし兄貴」と呼んで皮肉っているとのことです。

時計兄貴

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写真:時計兄貴こと楊達才氏

中国でネットスラングとして流行っているのは「表哥(時計兄貴)」という言葉です。この言葉は2012年9月に登場し、発端となったのは同年8月末に陝西省延安市で寝台バスとタンクローリーの衝突事故です。

陝西省安全生産監督管理局の楊達才(ヤン・ダーツァイ)局長(当時)が悲惨な事故現場の視察中に、ヘラヘラ笑っているところを撮影されました。これがネットユーザーの怒りを買い「この不謹慎な男は誰なのか」と人肉検索が行われました。

結果、高級な腕時計をいくつも身に着けている写真がいくつも見つかったことから「時計兄貴」と命名。この騒動はネット上だけに収まらず、テレビや新聞などでも報道。楊氏本人は新聞のインタビューを通じ問題の写真について弁明するものの、既に当局が動いており騒動からわずか1ヶ月あまりで局長から解任されました。

他にも2013年2月に火薬や爆竹を積んだトラックが爆発し橋が崩落した事故では、現場に訪れた中国国家安全生産総局の王徳学(ワン・ダーシュエ)副局長が、演技臭い振る舞いを行ったことから人肉検索の対象になっています。結果高級時計をいくつも所持していることが明らかになり、王徳学副局長も時計兄貴と命名されました。

参考:Record China

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