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金属探知機で隈なく身体を調べ上げる―テロ対策かと思いきや、なんと大学入試での不正を防止するための検査だといいます。 

新学期が9月にスタートする中国では、受験シーズンが始まっています。そんな中、史上最も厳格なセキュリティー検査を行うと発表したのは吉林省の大学です。近年、小型の通信機器を通じて、試験会場の外部から試験問題の正答を得るなどの行為が発覚し、各会場ではこの防止策が取られています。

吉林省の大学では試験会場の入り口に金属探知機を設置。全受験生に身体検査を課すこととなったものの、一般的な衣服につけられた金属にも反応してしまうという精度になっているそうです。そのためベルトのバックル、ブラジャーのワイヤーやホックなど衣類には注意が必要だといいます。

さらに注意しなくては行けないのが、身体にくっついている金属です。骨折の手術などで体内にボルトやプレートを埋め込んでいる場合や虫歯治療で歯に金属を埋め込んだ場合でも同様に反応してしまうらしく、医療機関が出した関連の証明書を携帯しなければ、当日試験会場の入場は拒否されるとのことです。

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写真:靴の底に埋められた不正機器

昨年、2012年6月に行われた全国大学統一入試では初日に不正機器が1万点見つかっており、他にも4つの違法サイトが摘発され、銀行キャッシュカード60枚に違法行為を行った容疑者40人の逮捕者を出しています。
実際のところ試験の不正行為が問題視されているのは大学の入試だけではありません。学校で行われる定期試験でもカンニングを防ぐため、全校生徒1000人が校庭で試験を行うという対策をとった学校も存在します。

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校庭で行われた定期試験

参考:Record China 
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