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先日、世界のゴミが不法に中国に渡っていると紹介しましたが、日本の環境省が行った調査によると日本で処分されるはずのの家電が大量に中国に渡っていることが明らかになりました。

中国網(チャイナネット)によると、日本の環境省が行った調査で2011年に廃棄されたエアコンの23.4%、実に77万台あまりが日本から国外に不正輸出されていたことが明らかになったと報じました。これ以外にもテレビ、冷蔵庫、洗濯機も不正に輸出されており、その数は合計で362万台だったとのことです。

環境省によると、これら不正輸出された家電の行き先はそのほとんどが中国に渡っているといいます。また輸出された家電は適切に処分されず、処理された地域の環境を汚染しているとしています。これに伴い環境省は専門家を集めた会議を行い、家電リサイクル法の改正も含めた対策を立てて廃棄された家電の違法な輸出を防ぐことを計画しています。

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写真:中国広東省汕頭市貴嶼鎮。世界の家電ゴミが集まるという貴嶼鎮には5000あまりの廃棄物処理工場がり住民の9割が工場で働いている。

家電リサイクル法と不正輸出

エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を処分する場合は家電リサイクル法に基づき、容量やサイズごとにリサイクル料を支払わなければなりません。この費用には製品を作ったメーカーの引取りや最大70%のリサイクル、再商品化にかかる費用に当てられます。

しかし一方で、一部の回収業者は消費者から回収した廃家電をスクラップの名目で不正に輸出していると言われています。具体的には、集められた家電はバラバラに分解され金属クズといった形で転売され中国などに不正輸出されているとのことです。こうした業者は金属需要の高まった2008年以降急速に増加したとみられています。

参考:Record China 

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