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チェルノブイリ原発事故では原子炉屋上に散乱した極めて強い放射線を出す瓦礫の撤去にロボットが使用されました。今回は当時使用されていたロボットの現在を紹介します。

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炉心爆発後、チェルノブイリ原子力発電所の屋上は500レントゲン/h(約5Sv/h)以上という命に関わる強い放射能汚染されました。これは原子炉内部で使用されていた黒鉛やその他の瓦礫が飛び散ったもので、その後の石棺を作るにあたって瓦礫を除去しなければなりませんでした。

瓦礫除去に使用されたのは遠隔操作で使用可能な無人ロボットです。しかし、あまりにも強い放射線により誤作動を発生し建屋屋上から落下するロボットが出ています。最終的には志願者を中心に『リクビダートル』と呼ばれる人たちにより手作業による回収・除去が行われました。

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STR-1。原子炉屋上で使用されたロボット。3,000レントゲン/h(約30Sv/h)という環境で使用されていました。また、同ロボットによる通気管の調査では10,000レントゲン(約100Sv/h)という桁違いの放射線量も測定されています。

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Mobot。モスクワ大学で設計、開発されたロボットのプロトタイプ。主に放射線調査や屋上の瓦礫処理に使用されました。

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komatsu d-355w。日本製のロボットも作業に使われていたと記録があるので、これがそのロボットと思われます。水陸両用のロボットと活躍が期待されたものの放射線耐性が弱く直ぐに故障し使用不能になったとされています。

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ドイツ製ロボットMF-2。こちらのロボットも放射線耐性が弱く直ぐに故障し使用不能になりました。

参考:English Russia
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