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NASAはスペースシャトルの退役に伴いSLSという大型の次世代ロケットを開発中なんですが、このロケットに使用するエンジンについて日米で共同開発するという話があるそうです。

産経新聞によると日米両政府は今月14日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の有人火星探査及び有人小惑星探査を担う次世代大型キャリアロケットのエンジンについて共同開発を検討中だと報じました。

発表された
共同開発案によると、このエンジンは2021年以降に打ち上げるSLSの上段に三菱重工業などが製造するJAXAの次世代ロケット『H3』の2段目に使用されているエンジンを搭載するというものです。仮に共同開発案が進められた場合は、アメリカ政府の公共事業に自国製品の優先調達を義務付ける規制に対応するため、部品の一部は米国で開発・製造を行うとみられています。

SLSの第2段で使用するエンジンについてはプラット・アンド・ホイットニー及びロケットダイン社が開発したJ-2Xエンジン3基がこれを担うとし、先月も同エンジンの燃焼テストが行われています。これについてどのような理由で変更が加えられたのか不明なんですが、三菱重工業が開発、製造するLE-5ロケットエンジンの改良型(LE-X)が搭載される予定とのことです。

LE-XについてはH-2Aロケットの第二段エンジンLE-5Bが元になっており、H3ロケットはメインエンジンとして3基のLE-Xエンジン、そして第二弾として1基が使用されるといわれています。


SLS今後の予定

SLSの初号機の打ち上げは2017年12月に予定されており、このミッションで無人のオリオン宇宙船を打ち上げ月を周回させ地球に帰還させます。その後2019年8月に4名の乗員を乗せたオリオンMPCVを月周回軌道へ打ち上げが行われ、月軌道へ持ち帰った小惑星への有人探査を行い、2025年頃には火星と思われる有人探査(着陸なし)が行われるとされています。

参考: MSN産経ニュース
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