中国雲南省昆明市

都市部では高層ビルが立ち並び、高級車も行き交う現在の中国。そんな街の商業施設内に設置されたのはアクセサリーなどを販売する無人販売店です。

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中国雲南省昆明市の女子大生2人は商業施設内にアクセサリーや手芸品を販売するお店を設けました。お店の前に掲げられた看板には「あなたの誠実さがこの店の幸せです」と書という文字が。実はこのお店、冒頭でも紹介したように無人の販売店です。大学生らは授業があるため平日はお店を見ることができないとのことで無人販売の形式を選んだとのことです。

中国で無人販売店
写真:「あなたの誠実さがこの店の幸せです」と書かれた看板

販売店を設け1ヶ月。お店の近くには映画館があり人通りもお多いことから売り上げは良かったといいます。しかし、2ヶ月目になったところ恐れていたことが発生してしまいました。なんと売り上げが1000元(約16,000円)の赤字になってしまいました。

理由は商品をとったはいいもののお金を入れない客です。その後の調査で判ったことはお金を入れた客のなかにも商品分の代金を入れていなかったことがあり、こうした行為はお店がターゲットとしている女子中・高校生で多く見られたといいます。

大学生らはこうした損を考えてはいたものの実際に発生したことで非常に落ち込んでいるとのこと。しかし、「もう一度、市民の道徳心を試してみたい」と、少量ずつ品を店に置く形に変更して改めてスタートを切ったいいます。


中国における無人販売店について雲南大学の石鵬飛教授は「昆明では自転車を置いておけばすぐに盗まれてしまう。夢を見たい気持ちは分かるが、道徳心がなっていない社会では市民に高いレベルの“誠実さ”を求めてもうまくいかない。いっそのこと、無料配布の慈善活動にした方がいい」と冷静に判断しています。

参考:新華社 
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