板橋ダム決壊

今から37年前に発生した板橋ダム決壊事故。この事故で関連死を含め数十万人が亡くなったとされているんですが、中国では現在も追悼式などは一切行われいないといいます。

今月8日で37周年を迎えた板橋ダム決壊事故(河南“75・8”溃坝事件)。この日中国のインターネットでは事故で亡くなった犠牲者を追悼するコメントが多く寄せられていたといいます。

あるネットユーザーは「8日で板橋ダム決壊から37周年だ。犠牲となった同胞に哀悼を表する。」と書き込み、続いて「1975年8月8日、台風の影響により板橋ダムは決壊。24万人の犠牲者を出し、唐山大地震に匹敵するほどの大惨事となった。ところが国はいまだに惨劇の真相を公表しておらず、関連の追悼イベントも行われていない。いい加減真相を公表してくれ、国は犠牲になった同胞と国民1人1人に対し真実を伝えるべきだ!」と主張しました。

板橋ダム

連続して発生した水害に対応するため中華人民共和国政務院が治水工事を決定。1952年6月、河南省泌陽県板橋鎮に板橋ダムが建設されました。1975年8月、中国を襲った蓮娜台風により板橋ダムを含む大規模ダム2基、中型ダム2基、小型ダム58基が次々と決壊しました。

板橋ダム決壊_1

この事故で2万6000人が溺死し、その後発生した食料問題と伝染病で数十万人が死亡したとされています。中国中央政府は事故を国家機密として扱っていたものの、2005年に関連データが公開。しかし、記載されていた死傷者数や被害状態は改竄されたものとされています。

蓮娜台風の進路
 ▲蓮娜台風の進路

参考:Record China 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!