石川県金沢市湯涌町。静かな山間にあるのは開湯1300年と歴史のある湯涌温泉です。この温泉は知る人ぞ知るTVアニメ及び劇場版アニメ「花咲くいろは」の舞台モデルとなっています。地域の協力とご理解の元、日本でも数少ない聖地巡礼(アニメの舞台を訪れること)の地となっています。

2013年9月1日、湯涌温泉には今回初めて訪れたわけですが、「非常に静か温泉だった」という印象を受けました。特に、一枚目の写真から右側に広がる温泉街は奥に200~300m道が続き、その先は行き止まりになっているので、通過する車が非常に少なく現代文明の音が聞こえてきません。その代わりに近くを流れる川の音、風で木が揺れる音が聞こえてくるという、なんとも言えない空間になっています。





▲花咲くいろはでは「ふくや」として登場した『秀峰閣』


▲道の左右に旅館が建ち並んでいます


▲湯涌稲荷神社に向かう階段














▲湯涌温泉観光協会の一室には「ゆわく温泉いろは館」が設けられています。ここには『花咲くいろは』の原画のコピーや26話分の台本(閲覧不可)が展示されています。






▲お約束の巡礼ノート。北海道から中国、台湾まで記載されていました。



当日、現地についたのは午前11時過ぎ頃で、花咲くいろは聖地巡礼まとめMAP~湯涌温泉編~で紹介されている見どころをひと回りしました。途中、温泉街にある『高尾食堂』で昼食をとり、最後の「ゆわく温泉いろは館」を出たのは午後2時半頃。その後、アニメ関係の物が置いてある金沢市内竪町のベルセルに向かい帰路につきました。


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▲グーグル・ストリートビューで疑似聖地巡礼もできます。

アニメ『花咲くいろは』と湯涌温泉。聖地巡礼で成功した例としても今後も長く語られていくことは間違いないでしょう。

参考：湯涌温泉観光協会