結核

不治の病と恐れられていた結核。スイス熱帯公衆衛生研は結核は少なくとも7万年前のアフリカが起源であることをつきとめました。

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スイス熱帯公衆衛生研の研究者からなる国際チームは結核の時空間起源を初めて特定することに成功したと発表しました。これは世界中から259種類の結核菌の全ゲノムを解析。その結果、結核の起源は少なくとも7万年前のアフリカにあることを発見しました。

「人類と結核の系統の進化の間には驚くべき近似性があることが判ったのです」そう語るのは Sebastien Gagneux氏。研究チームは結核菌と人類との間の相互関係を『遺伝子の進化ツリー』を通じて比較したところ、結核菌と人類の系統樹は非常に似ていることがわかったといいます。

つまり、結核菌と人類は世界の同一の地域に起源をもつというだけでなく人類がアフリカを旅立って世界中に散らばっていく過程を通じて、結核菌も世界中に拡大していったことを示しめることになります。

またこれまで言われていた今回の研究から、結核菌は他の病原菌に見られるように、家畜から人間に「飛び火」したという可能性は低いことが判ったともしています。「簡単にいうと結核菌は、人類が家畜を飼うことを始める以前から出現していたのです」と研究員は述べています。

結核

1882年に細菌学者コッホによって発見されたのはマイコバクテリウム属の細菌、主に結核菌により引き起こされる感染症『結核』です。結核は人類の実に1/3が感染、アジアやアフリカの国では約80%の人が結核の感染(発病ではない)しています。
感染者の、大部分は症状が出る事は少なく、無症候性、潜伏感染が一般的。潜伏感染の約10分の1が最終的に症状が発生し治療を行わない場合、その半数が死亡します。(2004年、結核で死亡したのは160万人)

現在は肺結核を含め治療法があるものの、従来の薬が効かない「超多剤耐性」(XDR)結核が出現しており2008年には44万人が感染し、発病した15万人が死亡しています。Wikipedia

参考: ScienceNewsline
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