魚の大量死

水面を覆う白い物体・・・。実はすべて死んだ魚です。中国当局は魚を口にすることを止めるよう促している一方、川の水から作られた飲料水は飲んでも問題ないと主張しているといいます。

上流から死んだ豚が流れてきたりと忙しい中国ですが、今度は化学工場が川に垂れ流した大量のアンモニアで魚の大量死が発生してしまいました。

事件が発生したのは湖北省武漢を流れる川で、40kmに渡り数えきれない量の魚が死亡しました。川の周囲では1,600人の漁師がおり、この光景をみた1人は「死んだ魚が川全体を覆い尽くし、雪のように見えた」と語っています。
これにより100万トンと魚が死んだと考えられており、 漁師たちも漁ができず損失が拡大しているといいます。

中国当局によると深セン証券取引所に上場している湖北双環科技に汚染の原因があるとの見方を示しています。また当局は死んだ魚を食べないように住民に警告を発しているものの、飲料水には影響はないとしています。

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参考:秒刊SUNDAY