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海外メディアによるとグアテマラのとある村で、子供が身代金目的で誘拐されたことを機に住民らが犯人らを逆に襲撃しその後処刑する出来事があったと報じられています。ちなみに誘拐された子供は犯人に殺害されていました。

イギリスの日刊紙デイリーメールなどによると、グアテマラ西部コロッテナンゴという村に住んでいた11歳の少年が今月12日に去る12日に男性3人に拉致されました。

拉致犯はその後、両親に連絡して身代金を要求。子供が生きていることを立証するために写真を送ったといいます。両親は子供を返そうと約250万円という現地では相当な額を容易し犯人側に渡しました

しかし、拉致犯は身代金を受けても少年を家族に返さなかったといいます。いくら待っても少年が戻らないことを受けて村民らは事件を直接解決するしかないと判断。その後、拉致犯3人の拠点を急襲して犯人らを私人逮捕し警察署に渡しました。

その後まもなく村民らは拉致された少年が殺害されたことを知ります。すると村民らが警察署を訪れ拉致犯を警察署から無理やり連れ出しました。そして森につれこみ殴打した後、燃やしたといいます。その間残りの拉致犯2人も村民らから暴行をうけていたといいます。

加担したある村の住民によると住民たちは殺された少年が頭を銃で撃ち抜かれ埋められていたことを確認したといい、これを気に全員が憤慨していたといいます。

現地警察によると「拉致犯らは米国に居住している少年の父親がこの家庭にお金を送金していることをしっていたそうだ」と伝え加担した村の住民に対する処罰の可否は明らかにしていないとのこと。

南米グアテマラは南米地域でも重大犯罪発生比率が最も高い国で、外国人が多く訪れる観光地や小さな町でも小さな事件が絶えないとしています。