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海外メディアによると、沈没寸前に冷凍ボックスに入ることで一命をとりとめた人物が最近救助されたと報じられています。

イギリスのデイリーメールなどによると今月1日、ブラジルの漁師ロドリゲス(44)が最近冷凍ボックスに入ったことで一命をとりとめた内容を報じています。
ロドリゲスは2022年7月末に全長7メートルの木のボートに乗りブラジル北部のアマパジュオイアフォークを離れ、フランス領ギアナにある島に向かったといいます。ロドリゲスは数日間釣りを楽しもうとしたものの沖合で浸水し始めたとのこと。

そして彼は船に積まれていた冷凍ボックスに入ることを決断。大人が入るには広くなかったものの足を折りたたんで救助されるのを待ちました。

沈没から11日。周囲を航行していた漁船により救助。メディアによると彼は船が沈んだところから11日間で実に450kmも離れていたといい、当時彼は脱水症状にあったといい着衣も破れ状態だたっとのこと。

ロドリゲス「逮捕された件www」

しかし救助されたロドリゲスは刑務所にぶち込まれるという悲劇が待っていました。実は彼を救助した漁師は南アメリカ大陸北部、スリナム共和国出身でスリナムに戻り応急処置を受けていたといいます。何も不自然なことではないのですが、これが「不法入国」となぜか判断されたといい逮捕されてしまいました。彼は首都パラマリボの刑務所に16日拘禁され、現在は帰国できたとのこと。

ロドリゲスはメディアとのインタビューで「アイスボックスは私にとって神でした。これは奇跡だった」語っています。その上で、漂流中に関しては「最も苦しかったのは渇きだった」といい「サメに襲われることが常に頭にあった」と話しています。そして漁船がきた時は「腕を上げて助けを求めた」話しています。



参考