image_226

ロシアが大量に配備している戦車。この戦争でロシア側にどのくらいの被害がでているのか、今回は軍事アナリストは確認された数として少なくとも1000両が撃破されていると報じられています。

この1000両という数字をだしているのは軍事アナリストのStijn Mitzer氏とJoost Oliemans氏が共同運営するOryx Blogで、彼らの独自の分析として1000両のうち624両が戦闘で直接破壊されたとしており、残りは放棄されたものをウクライナが押収したものが含まれるとしています。

Russia has lost over 1,000 tanks in Putin’s war with Ukraine
https://defence-blog.com/russia-has-lost-over-1000-tanks-in-putins-war-with-ukraine/

この数については分析によって差はあるのですが、SNS上に上がった写真に限っては少なくとも288両以上が撃破されていることが確認されてます。


ウクライナ軍側はもっと数が多い

一方でウクライナ軍はどのような数値を発表してるのか。2022年9月4日の時点で2,049両のロシア戦車を撃破したと発表しています。加えて航空機(戦闘機など)236機、ヘリコプター206機、艦艇15隻、4,430両の装甲戦闘車(戦車を含む軽装甲車など)、156両の防空システム、1,147の砲兵ユニット(迫撃砲や榴弾砲)を破壊したとしています。
またウクライナ軍はプーチン大統領が2月下旬にウクライナに侵攻して以来、約49,500人のロシア兵を「排除」したとしており、これが死亡したロシア人の数なのかは不明です。

このような撃破数については特に戦車はウクライナとロシアは同じ旧ソ連のものが多く、どちらの軍のものなのは素人目には見分けることほぼ不可能で戦車に関しては知識がないと判別することはできないと考えられます。